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喪失・失恋・離婚

悲嘆のプロセス

愛する誰かを失うことは、それが死による別離であっても、失恋であっても、離婚であっても同じようにつらさが出る場合があります。だれか大切な方をなくした悲しみが大きいのは、とても自然なことです。一番はじめは、認めたくない気持ち(否認)がでてきます。その後、悲しみだけではなく、怒りや不安、懐かしい思い、切望感、恋しさなども感じます。特に誰かが亡くなった場合は、なぜ自分だけ生き残ってしまったのかと強い罪悪感を感じる方も多いです(サバイバーズギルト)。また日々生きていく中で亡くなった大切な人を忘れてしまうことへの罪悪感や恐怖がでてくることもあります。それらは、睡眠、食欲の変化や体の痛みなど、身体症状としても現れます。このような「悲嘆」のプロセスは、人それぞれであり、このような心身状態が行ったり来たりすることもあります。

お子さんの場合は、特に睡眠や食欲の変化が現れやすいです。また「退行」と呼ばれる、以前はできていたことができなくなり、今まで以上に甘えてくることもあります。

この感情や体の痛みの波は、一番はじめは大きく現れますが、時の経過と共にに徐々に小さくなっていきます。

はじめは、だれにも話す気分にもなれないかもしれませんが、心の準備ができ、安心できる人に話をするとことで少しずつ痛みが和らぎます。

カウンセリングに行くタイミングは、ご自身の心の準備ができた時です。ただ、時間が経っても、感情が強い、体の痛みが強い、生活にも影響が出ている等、辛い状況が継続し、変化が見られない場合もカウンセリングが役に立つかもしれません。

カウンセリングでできること

カウンセリングでは、この悲嘆のプロセスを一歩ずつ歩んでいくことをお手伝いします。クライエントさんのペースを一番大切にしています。死について考えてみること、亡くなった方への想い、感情の解放をすることなどを一緒にすすめていきます。大切な方への想いはそのままに、つらさから乗り越えることを目指します。

カウンセリング詳細

◎大人の方の場合 大人カウンセリング 

◎お子さんの場合 子ども・思春期カウンセリング 

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